[ChangeLog]g0org : Groundzero Organization.

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ChangeLog June 2008

Sun Jun 1 14:35:18 2008

o 前回からの続きである。 あらすじ ―― 世界の一部征服を目論むオープンソースな秘密結社「ロウビット」。 自称キカイ博士の 330 がやっつけ開発した割と悪魔兵器「ゲイムボウオン」を小脇に抱え、 総司令だと主張してやまないサイト・オンと超司令とかなんとかのクバーが、 しぶしぶ侵略に乗り出した。 そこに忍び寄る謎の陰...。 北欧からの刺客であることを気さくに明かす彼の目的とは ――。

  予定通り今般はなんでも御座れの自在咆「壱番形」を解説いたします。 基準を以下の gk としますよ。もう役所とかの許可は取ってありますから! わたしがやりますから!

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 10 5 7 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 5 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 5 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15
MML o1 (<f+,>d)*6 & (e,>f)*6< r16 r8

  前回の基本事項解説の際に使った gk とほぼ同じと言えば同じですし、 違うといえば違うものですが、同じです。 なんてこたァないごくふつうの gk ですよ。 一般人がカラオケでよく歌うようなガバキックですね。 ではお聞きください、一本あらし男意気。

  • 一本あらし男意気 [mp3] [zms]

  gk に限らずキックをより濃厚でコクのあるズドンにするため調整を行うヮヶですが、 目的に応じていじくる個所が異なりますから、 先ずは「色」を変えるばやいの調整方法を解説いたす。

  FM 音源で色を変えるなら真っ先に MUL をいじくるものですが、 gk 壱番形のばやいは SL をいじくるのです。MUL はいじっちゃダメ。 基本解説でも糞の役にも立たない講釈を述べ垂れました通り Op.1 以外はほとんどいじらないので、Op.1 の SL だけいじくります。 基準は SL=7 ですから SL=6 に落としてみましょう。 するってーとこうなるヮヶだ。 (パラメラは Op.1 のみ示す)

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 10 5 6 0 0 4 0 0 0

  バリバリ感が若干増しましたね。もっと下げてみよう。

  SL=4 まで下げるとだいぶヤンチャなかんじになりました。 SL と偏差値は比例する事実の適例です。 SL 一箇所を -3 しただけでこんなに色が変わるンですよ。アラカンタン! ちまみみ SL=3 以下はノイズになりますが、 調整次第でヤンチャな gk として使えますよ。

  逆に鋭くツンツンした色にしたいばやいは、SL を上げるのです。 テレビ東京専用受像機をお持ちの方にもわかりやすいよう表現するならば、 委員長タイプです。曇ったメガネは見逃さない。 とぴうことで SL=8 にしてみよう。

  ヤンチャさが薄れて偏差値が若干上がりましたね。もっと上げるぜ。

  SL=10 以上は大差ないんでトバして SL=14 です。 アタックは鋭くなりましたが余韻がボヨーンとしててどうにもシマリが悪いゆえ、 RR を絞ってシュッとしましょうかね。 基準の RR=5-5-5-10 を RR=7-7-7-10 に変えてみやう。

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 10 7 10 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 7 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 7 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15
  • SL=10 RR=7-7-7-10 [mp3] [zms]
  • SL=10 RR=5-5-5-10 [mp3] [zms] (比較用)

  そこそこ絞れました。 ついでなんで壱番形の自在っぷリをご理解いただくために、 SL=14 なパラメラを基に TORANSU 風なキックにしてみましょう。 こうしてくれるわ!

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 17 8 14 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 8 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 8 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 5 15
  • TORANSU 風キック [mp3] [zms]
  • 一本あらし男意気 [mp3] [zms] (比較用)

  ほんの数箇所のパラをわずかに変えただけなのにヤダカンタン!アラヤダ! (シーケンスはそのまま)。 カッツカツに鋭くなって偏差値がかなり上がりましたよ。40 はいってるね (基準偏差値 5)。 もはやガバキックではありませんが知ったことか。

  FB を下げて 5 にしましたが、硬いかんじで頭良さげ系なキックを作るときは FB を下げるが良いと、 町外れに住んでいる長老が何度も何度も同じ話を繰り返し訊かせてくれました。 コンピューターおじいちゃんと命名。

  色を変えるもうしとつの方法でシーケンスをいじくるってのも御座いますが、 壱番形以外でも共通の方法ゆえ、その解説につきましては御役所業務モデルを適用し、 後回しの先送りとします。

o 次に「尺」の調整であります。 尺調整はシーケンスをいじくるほうが効率的且つ効果的ですが、 ケンスはどの形でも共通して使える方法ですから御役所業務モデルでアレしまして、 音色パラメラでの調整法を解説致しますよ。はなくそほじりながらね。

  gk 壱番形の尺調整は主に SR RR をいじくります。はなくそもほじくります。 とりあえず違いがわかりやすい RR を伸ばしてみましょうぞ。 基準は RR=5-5-5-10 なので RR=3-3-3-10 に。

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 10 3 10 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 3 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 3 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15

  伸びましたね。ヨインガ。ヨインガーファイヤー。 次に SR=10 を SR=5 に伸ばしてみやうじゃないか。

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 5 5 10 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 5 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 5 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15

  伸びましたね。ビミョ〜に。元々 SR=10 で長めゆえにわかりづらいですが、 ドンからウンまでの長さがちょいと伸びて「ドゥゥン」ってかんじになってマショ。 はいなってます。 RR は鳴り止んでからの余韻を調整し、SR は鳴ってる間の尺を調整するってヮヶですよ。 SR と RR 両方を伸ばすと、こうなる。

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 5 3 10 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 3 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 3 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15
  • SR=5 RR=3-3-3-10 [mp3] [zms]
  • SR=10 RR=5-5-5-10 [mp3] [zms] (基準)

  伸びましたね。モロモロ。 コレっくらい伸ばすならもっとエグいほうがいいに決まってますので、 先ほどのヤンチャな SL=4 も合わせてみましょう。

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 5 3 4 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 3 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 3 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15
  • SR=5 RR=3-3-3-10 SL=4 [mp3] [zms]
  • SR=10 RR=5-5-5-10 SL=7 [mp3] [zms] (基準)

  盛り上がって参りました。 しかし壱番形だとこれくらいでイッパイイッパイです。 これ以上エグくするのはむつかしいものですが、 ちょいと小枝を挟んでみましょうかね。

MML o1 (<f+,>d)*6 & (e,>f)*6< _5r16~ ~5r8_

  休符を相対ボリウムで -5 して +5 しただけですが、 Hardstyle のバカキックっぽくなりましたよ。 長い RR で余韻を響かせて休符の音量を操作して「うねり」をつくるってスンポーだ。 コンプがかかってるようにも聞こえることから「ハンドコンプルッシャー」とも脳内で呼ばれていますが、 「シャー」の部分がださいという理由で左脳ではまったく流行っていませんし、 小技かと思ったら実は小枝だったということに今気づきました。やられた。

  今度は縮ませる尺調整なヮヶですが、色調整の際に TORANSU 風なキックでそれとなく解説しちゃったンで、 もういいですね。なんかビャーってやればいいよ。知るかボケ。

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 10 6 10 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 6 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 7 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 8 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15

  次。

AR DR SR RR SL TL KS MUL DT1 DT2 AME
Op.1 31 27 14 5 10 0 0 4 0 0 0
Op.2 31 0 0 5 0 0 0 2 0 0 0
Op.3 31 0 0 5 0 0 0 2 0 0 0
Op.4 31 0 0 10 0 0 0 2 0 0 0
AL FB OM
5 7 15

  RR で短く調整するばやいは Op.1 から Op.4 へ段々絞ってゆくと具合が良いってことだ。 広げていくと余韻が不自然になるってものだ。伸ばすばやいも同様である。

  無余韻にしたいなら RR=15-15-15-15 とすれば良いヮヶですが、 RR=9-10-11-12 くらいが按配が良かろう。あくまで勘です。 長余韻のばやいも RR=0-0-0-0 とすればルナーボールで摩擦係数を 0 にしたとき同様鳴り止まなくなりますが、 RR=3-3-4-5 くらいが適当だろう。これも勘です。

  といったことで、以上、「壱番形」の解説で御座いました。 思ったほどむつくかしくなくなくなくね?という印象をお持ちいただけたのではなかろうか。 解説を省いたパラメラもありますが、折に触れて小枝等も踏まえ解説して参りたく。 もうおなかすいたんで壱番形の使用例を以下に示して仕舞いにするよ。メーシにすーっぺよー!

  次回は本領発揮の「弐番形」である。交互機体。

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