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(この記事は過去に草の根ネットワークに投稿されていたものです。)
現在、最も有効、かつスタンダートなハッキング手法は、パケットの横取りである。 通信業者のパケット運搬車をハッカーがハッキングしてパケットを強奪する。 強奪の手口は多岐にわたるが、多数の二輪車でパケット輸送車のまわりを取り囲み逃走経路を封じた上で、 まきびしを使うのが一般的だ。
また、データの破壊そのものを目的とするクラッカーは有無をいわさずにパケットを爆破しにかかるので特に注意が必要である。
業者サイドはこれに対応するべく、より巨大な運搬車でパケットを運送する方針だ。 研究機関ではより安全なパケット伝達手段として、キャタピラを使用した通信手段が研究されているが、 まだ実用には至らない。
ハッカー/クラッカー等からサーバーを守る為には、「より高く、より強靭な壁」で周りを囲む事が重要だ。 それはより多重であるべきだ。
古来スペインのサーバー管理者がサーバーを炎で囲う事によりクラッカーからサーバーを守った事から、 サーバーを守る壁を「ファイアウォール」と呼ぶ。また、現在でもそれは有効な手段であり、 特に中近東の石油資源の豊富なインターネットプロバイダで頻繁に目にする事のできるセキュリティの一つである。 その炎の高さは 3 キロメートルにも及ぶ。国内ではリムネットが代表的。
内部に情報の書きこまれた CD / MO 等のメディアを並べ、積み重ねる事によりデータ間の干渉が起こる。 現在確認されている最大の媒体建築物は高さ 8,000 メートルを超え、容量は約 8 億テラバイトと推測される。
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