アーカイブ(bin1.lzh, bin2.lzh)をダウンロードし、ファイルを展開します。
gmake aaaと実行して下さい。すると、aaa, map.log, aaa.bin, aaa.dis の四つのファイルが できあがります。aaa.binはppcsim.xでロードして実行する事が可能です。
最適化レベルを上げると、メモリが足りなくなりハング状態に陥る事があります。
m68kに比べてコンパイラ自体が大きい事もあり、メモリフル実装のマシンでも厳しい
状態にある様です。もし、どうしてもコンパイルできない場合は
あきらめて最適化レベルを下げて下さい(^^; また、-O0でもダメな場合は今の環境では
ダメという事で、すっぱりあきらめてください(^^;;
SJIS日本語は通りません。EUCなら通るかも知れませんが、試していません。コメントに
SJIS日本語を書くのはOKです。ただし、/*〜*/形式のコメントに限ります。
includeパスなど、環境変数による指定はできません。-Iで指定する様にして下さい
HUPAIR対応シェル上でしか正しく動作しません。ただし、実行時にシェルの上でgcc.x
が動作すれば良いので、MakefileなどでSHELL=を指定している場合は、通常使うシェル
はCOMMAND.Xなどで構いません。
かなりジャンク風味漂っていますがごかんべん願います(^^;>というのも、そもそも
gccが使えるかどうかを実験しただけの産物なので、その先の事はまだ考えられて
いない状態です。
gccは gcc-2.95.2をconfigure '--target=powerpc-*-elf' でconfigureし、makeしま
した。configureの実行も全てX68k上(しかもHuman上)で行いましたので、死ぬほど時間
がかかりました(^^; そういう事もありまして、gcc.xがHumanと少し相性が良くなかった
のをいじった以外はソースコードをいじっていませんし、これからもいじるつもりは
ありません。ですから、Linuxなどで作ったクロスコンパイラと同じコンパイル結果を
得られるハズです。メモリや実行速度の点からも、Linuxなどで開発を行えたらいい
なぁと思っています。
ちなみにas,ldなどのbinutilsは2.9.1をコンパイルしただけです。